国内外問わず多くの観光客が訪れる長野県軽井沢町。一度訪れたことで街の魅力に魅了され、移住したいと考える人もいるかもしれません。

しかし、ひと口に軽井沢といっても広大で、場所によっても住みやすさや特徴が異なります。そこでこちらの記事では、軽井沢のなかでも住むのにおすすめな地域をピックアップして紹介します。移住について少しでも興味がある方はぜひチェックしてみてください。

軽井沢町が移住におすすめな理由

観光スポットとして有名な軽井沢町は、移住にもおすすめです。その理由をいくつか紹介します。

気候が快適

日本有数の避暑地であり、真夏でも東京都心と比べると7～10度程度の気温差があるのが軽井沢の特徴です。夏でも快適に過ごすことができる点がおすすめポイントです。

また、冬はそこまで積雪量が多くない点も特徴です。たとえ雪が降ったとしても、国道や町道はすぐに除雪される仕組みになっているので、都心のように突然の大雪でパニックになることも少ないでしょう。このことから一年を通して過ごしやすい気候といえるでしょう。

飲食店が多い

観光客が多く訪れる街なので、食通をうならせるような飲食店が多いのも特徴です。全国からその味をめがけてやってくる方も多く、生活圏内でおいしい食事を楽しめるのはおすすめの特徴といえます。

しかも、お店で使用しているのは軽井沢の自然を活かした新鮮な食材ばかり。ほかの地域では味わえない料理が数多く楽しめるでしょう。

レジャー施設が豊富

軽井沢には、ゴルフやスキー、テニス、キャンプなどさまざまなアクティビティを目的として訪れる方も多くいます。豊かな自然を活かしたレジャー施設は数多くあるので、アウトドアが好きな方は、この街を拠点にして活動するのもよいでしょう。

また、温泉や観光スポットも数多くあるので、休日の過ごし方もさまざまです。お子さまを伸び伸びと育てたい方にもおすすめです。

都内までのアクセスが抜群

軽井沢駅から東京駅までは、新幹線で1時間半ほどです。移住したからといって新しく仕事を探さなくても、新幹線で十分通勤が可能な範囲といえるでしょう。

また、仕事をする場所を問わない方であれば軽井沢に定住し、用事がある時だけ都内等に通勤することも可能です。在来線とは異なり、新幹線であれば個人のスペースが確保されているので、仕事を進めたり趣味に打ち込んだりできるのも大きな特徴といえます。

軽井沢町に移住する際のおすすめエリア・特徴

では、実際に軽井沢に移住するとなると、どのエリアがおすすめなのでしょうか。エリアの特徴とともに紹介します。

追分エリア

軽井沢町の西側に位置するエリアです。おすすめポイントとしては、ほかの地域と比べて霧や湿気が少ない点です。平坦な土地が多いのも特徴で、長く生活できる場所といえるでしょう。

軽井沢のなかではリーズナブルに住める土地としても知られており、さらにスーパーや病院などの施設も充実しています。

中軽井沢エリア

軽井沢の生活の中心地といわれているのが中軽井沢です。役所やショッピング施設、ドラッグストアなど暮らしの拠点となる施設が数多く立ち並んでいます。

エリアの北側には、星野リゾートが運営する「ハルニレテラス」や温泉施設もあるので、ちょっとした時でもリゾート感覚を味わえるのが特徴です。小中学校や図書館も近く、お子さま連れの方も住みやすいでしょう。

南軽井沢エリア

自然豊かなエリアであり、多くのゴルフ場が点在しています。エリア内にある風越公園には、カーリングやスケート、テニスなどのスポーツが楽しめるのも特徴です。

風越公園の近くには、幼稚園から中学校までの一貫校である「風越学園」が開校し、子育て世代が増加しています。ほかにも、植物園や美術館などの施設が集結しており、休日の観光にもピッタリです。

南ヶ丘・南原エリア

軽井沢を代表するゴルフ場の「軽井沢ゴルフ倶楽部」があり、落ち着いた佇まいが特徴のエリアです。評判のレストランが軒を連ねる「グルメ通り」が近く、軽井沢の食を楽しみたい方にはピッタリでしょう。

町内では高級別荘地として位置づけられているエリアであるものの、美しい緑と閑静な暮らしが楽しめるので、多くの移住者に人気です。

まとめ

豊富な飲食店とアクティビティ、過ごしやすい気候などで移住におすすめなのが軽井沢です。都心へのアクセスも抜群なので、移住のために仕事を変更しなくてもよい点もメリットといえます。

エリア別に見ても特徴がはっきりしており、どんな暮らしをしたいかで住む場所を選んでもよさそうです。子ども向け施設や教育施設の整備もあり、子育てしやすい環境が整っているのも魅力といえます。

おすすめ地域はいくつもあるので、まずは現地に足を運んで確かめてみるとよいでしょう。