冬のスポーツといえば、多くの人がスキーやスノーボードを思い浮かべるでしょう。積雪量が多い北海道や東北地方を中心に日本には数多くのスキー場が点在しており、毎年冬になると多くの観光客でにぎわいを見せています。

長野県軽井沢町や、その北に位置することから北軽井沢と呼ばれている群馬県嬬恋村にも数多くのスキー場があることで有名です。

こちらの記事では、「嬬恋村から行けるスキー場」をテーマに、村内や軽井沢付近のおすすめスキー場を紹介します。嬬恋村を訪れた際は、ぜひ足を運んでみてください。

嬬恋村（北軽井沢）にあるスキー場

まずは、群馬県嬬恋村にあるスキー場について紹介します。

パルコール嬬恋スキーリゾート

嬬恋村の北西部にあるバラギ高原内にあるパルコール嬬恋スキーリゾートでは、関東地方で最長を誇る3,193メートルのサンライズゴンドラに乗ることができます。朝6時から運行しているため、ゴンドラ名にもある通り、きれいな朝日や標高2,100メートルの山頂からの雄大な景色を望めるスキー場です。

全22コースでは、人工降雪機によって12月上旬から4月上旬まで滑走可能で、なおかつ雪質のよさにもこだわっています。一般的に人工降雪機の雪は硬いといわれているものの、当スキー場では高い圧雪技術を使うことで、柔らかな雪質の提供を可能にしています。

東京からのアクセス
電車の場合：東京駅から北陸新幹線で軽井沢駅下車後タクシーか路線バスで約60分
　　　　　　東京駅から北陸新幹線・JR吾妻線等に乗車し万座・鹿沢口駅下車後路線バスで約20分
車の場合　：東京練馬I.Cから関越自動車道に乗り、碓氷軽井沢IC下車後約45㎞

万座温泉スキー場

シーズンを通して安定したパウダースノーを提供しており、「粉雪の万座」とも呼ばれているスキー場です。滑り心地は抜群なので、初心者から上級者まで毎年多くの観光客が訪れています。

その名の通り万座温泉付近にあるスキー場のため、滑走後は日本有数の硫黄泉で疲れをゆっくり癒すことも可能です。「万座プリンスホテル」とは直結しているので、宿泊者はスキーやスノーボード、そして温泉を心ゆくまで堪能できるでしょう。

また、映画『私をスキーに連れてって』の舞台としても有名です。事前に映画を鑑賞し、聖地巡礼もかねて足を運んでみるのもおすすめです。

東京からのアクセス
電車の場合：東京駅から北陸新幹線で軽井沢駅下車、その後タクシーか路線バスで約108分
　　　　　　東京駅から北陸新幹線・JR吾妻線等に乗車し万座・鹿沢口駅下車後路線バスで約43分

車の場合　：東京練馬I.Cから関越自動車道に乗り、碓氷軽井沢IC下車後約98分
　　　　　　東京練馬I.Cから関越自動車道に乗り、渋沢伊香保IC下車後約120分

鹿沢スノーエリア

鹿沢スノーエリアは11月末からゴールデンウィークまでロングシーズンで楽しめるスキー場です。初級・初中級・中級・中上級とレベルによってコースが分かれています。そのなかでもさらに分類されているため、計9コースを楽しむことが可能です。

貸切可能なポールバーンもあるので、集中して練習したい方や周りの目を気にせず楽しみたい方にもおすすめです。スキー場が主催する大会もあるので、腕を磨いてぜひ参加してみてください。

東京からのアクセス
電車の場合：東京駅から長野新幹線で軽井沢駅下車後タクシーか路線バスで約25分
　　　　　　東京駅から北陸新幹線・JR吾妻線などに乗車し万座・鹿沢口駅下車後タクシーで約25分
車の場合　：東京練馬I.Cから関越自動車道に乗り、碓氷軽井沢IC下車後約45㎞
　　　　　　東京練馬I.Cから関越自動車道に乗り、小諸IC下車後約25㎞

軽井沢スノーパーク

村の南側にあり、軽井沢町との境に位置するのが軽井沢スノーパークです。通常のゲレンデのほかに、初めてスキーやスノーボードをする子どものための「ちびっこゲレンデ」を用意しています。

初級者が最初に挑戦するビギナーコースから、最大斜度32度のコブ斜面や常設ポールバーンなど上級者も楽しめる施設をそろえているのも特徴です。どのコースからでも軽井沢の自然を一望できるので、景色を楽しみたい方にもおすすめできます。

東京からのアクセス
電車の場合：東京駅から長野新幹線で軽井沢駅下車後送迎バスで約40分
車の場合：東京練馬I.Cから関越自動車道に乗り、碓氷軽井沢IC下車後約30㎞

嬬恋村（北軽井沢）から行ける軽井沢のスキー場

続いては、軽井沢付近にあるスキー場について紹介します。いずれも嬬恋村からのアクセスは問題ないので、スキー・スノーボードを楽しむ方はこちらも検討してみてください。

軽井沢プリンスホテルスキー場

軽井沢駅から車で1分とアクセス抜群のスキー場です。嬬恋村の中心地からも車で1時間程度なので、少し足を伸ばして楽しむのもよいでしょう。初級者から上級者まで全14あるコースでは、人工造雪機や降雪機によって豊富な積雪を誇るため、雪不足の心配はありません。

また、冬の間の晴天率は90％です。いつでも安心してウィンタースポーツが楽しめる環境といえるでしょう。子どもから大人まで楽しめるイベントも数多く開催しているので、お子さま連れで楽しみたい方にもピッタリです。

東京からのアクセス
電車の場合：東京駅から北陸新幹線で軽井沢駅下車、徒歩約10分
車の場合：東京練馬I.Cから関越自動車道に乗り、碓氷軽井沢IC下車後約20分

高峰マウンテンパーク

軽井沢町のスキー場ではないものの、その隣の小諸市にあり嬬恋村からのアクセスも1時間かかりません。2,000メートルを超える標高からの絶景を楽しめるほか、ビギナーコースはほかのゲレンデから独立した場所にあるため初心者の方にも安心です。

また、お子さまが雪遊びを楽しめるエリアを設けたり、毎月第1・3日曜日は小学生のリフト無料キャンペーンを行ったりしています。子どもにウィンタースポーツに触れさせたいという方はこのスキー場から始めてみてはいかがでしょうか。

東京からのアクセス
電車の場合：東京駅から北陸新幹線・しなの鉄道線で小諸駅下車後バスで約50分
車の場合：東京練馬I.Cから関越自動車道に乗り、小諸IC下車後約30分

まとめ

北軽井沢と呼ばれる群馬県嬬恋村や長野県軽井沢町には、気候的特徴と豊かな自然を活かして、多くのスキー場が存在します。スキーやスノーボードだけではなく、雄大な景色を楽しんだりゆったりと温泉で癒されたりするのも醍醐味といえるでしょう。

また、お子さま連れで楽しめる施設も多くあります。それぞれのスキー場で特徴や個性が異なるので、ぜひ自身に合った施設を探してみてください。

加えて近年では、嬬恋村を移住先として検討される方も増えています。仕事も豊富にあり、中でも別荘清掃が人気です。
リンク：嬬恋村で働くなら「別荘清掃」がおすすめ！空き家バンク成約数増加のいま注目のお仕事とは

嬬恋村は村全体で移住をサポートしてくれる環境が整っています。足を運んだ際には「もしここに住むとしたらどうだろう」とイメージしてみるのも楽しみ方の一つと言えるでしょう。