この記事では、群馬県北軽井沢にある嬬恋村へ移住を検討している方に向けて、嬬恋村での暮らしが分かる生活情報をご紹介します。

公共施設

嬬恋村へ移住をして、まずお世話になるのが、村役場です。そのほかにも住民の方々との交流の場として嬬恋村会館や総合グラウンドがあります。

• 嬬恋村役場
• JR吾妻線「大前駅」から徒歩約7分
• 嬬恋会館

図書室などを備えた地域公民館の中心拠点

※令和5年6月以降、建替え工事中（令和6年8月現在）

• 総合グランド

陸上競技場、野球場、多目的広場、テニスコート

子育て支援

移住する方の中には子育て世代やファミリー層もいらっしゃるでしょう。嬬恋村では子育てしやすい環境づくりとして、行政サービスも充実しています。

ここでは、特に子育て世帯に嬉しいポイントを8点ご紹介します。

1. 幼稚園～中学校までの給食費が無料
2. 保育所・幼稚園・学童保育所の保育料が無料
3. 子ども1人につき5万円の出産祝い金支給
   ※子どもの父または母が6ヶ月以上嬬恋村に住所を有している方が対象
4. 経済的理由で修学困難な学生に向けた教材費の補助や奨学金制度あり
5. 英検受験料を年額5,000円まで補助
6. 中学卒業まで医療費が無料
7. 妊娠中～子育て期まで頼れる「子ども子育て支援センター」
8. 子どもの遊び場かつ保護者の交流の場「にこにこ広場」

教育機関

嬬恋村内には、幼稚園から高校までの学校があります。

幼稚園

嬬恋村には2つの公立幼稚園があり、まず各園で共通する項目をご紹介します。

• 定員：180名
• 対象年齢：満3歳〜小学校就学前
• 長期休園日：夏休み、冬休み、春休み
• 送迎：園バス送迎
• 利用料金：保育料無料、給食費無料
• 入園願書：10月中旬より受付開始。途中入園希望者は随時受付

下記は各園の情報です。

➀東部こども園（幼稚園部）

• 所在地：嬬恋村大字鎌原1339
• 通園区域：嬬恋村大字西窪、門貝、三原、鎌原、芦生田、袋倉、今井、干俣（万座）

②西部幼稚園

• 所在地：嬬恋村大字大笹176-1
• 通園区域：嬬恋村大字田代、鹿沢地区、干俣、大笹、大前、鎌原（別荘地一部）

保育園

村立の東部こども園（保育園部）があり、幼稚園部と同じ施設に併設されています。

東部こども園（保育園部）

• 定員：100名
• 対象年齢：満1歳〜5歳
• 保育時間：通常保育(月~金) 8:30〜16:30　　延長保育 7:30〜18:00

土曜保育 8:30〜16:30　　延長保育 7:30〜16:30

• 休園日：日曜・祝日・年末年始
• 送迎：各保護者
• 利用料金：無料
• 申込方法：毎年10〜11月頃から入所申込書を配布

面接、入所選考委員会での選考を経て2月頃に確定

小学校

嬬恋村内には小学校が2校あります。

➀東部小学校

• 所在地：嬬恋村大字三原679-3
• 児童数：134名（令和6年4月8日現在）

②西部小学校

• 所在地：嬬恋村大字大前805-1
• 児童数：195名（令和5年4月20日現在）

村内にある小学校の特徴のひとつとして、スケート教室やスキー教室があります。

冬になると地域の指導者や保護者から、学校の授業でスケートやスキーを習います。

嬬恋村を代表するスポーツを小学校のうちから親しめるのは、魅力的ですね。

中学校

嬬恋中学校

• 所在地：嬬恋村大字大笹1654-2
• 生徒数：202名（令和4年度）

嬬恋中学校は、2012年に東西2つの中学校が統合し誕生しました。

海抜922.2mと高い場所に位置し、山々を見渡せる最高の景色が広がっています。

立地上、全校生徒の8割以上がスクールバスで通学しています。

高校

群馬県立嬬恋高等学校

• 所在地：嬬恋村三原482-1
• 生徒数：69名（令和4年度）

嬬恋高校は、スキー・スケートといった冬季競技で全国でも好成績を残しています。

卒業生からは、スピードスケートのオリンピック選手を6名も輩出している名門校です。

また、令和7年度入学生より普通科2コースに改編されることが決まりました。

新しいコースは、地域にまつわる「未来創造コース」とスポーツ系の「探究アスリートコース」の2つです。

カリキュラムも大きく変わり、嬬恋高校が新しく生まれ変わります。

交通機関

交通情報も移住するにあたって知っておきたい情報です。

ここでは嬬恋村での主な交通機関をお伝えします。

車

電車やバスが運行している嬬恋村ですが、暮らしには自家用車が必須です。

嬬恋村では、自家用車が一家に一台あるのが当たり前です。

電車

JR吾妻線が村の中心部を通っています。

大前駅、万座･鹿沢口駅、袋倉駅の3駅があり、村の生活拠点になっています。

バス

村内には民間の路線バスが走っており、住民たちの身近な移動手段のひとつです。

ほかにも、福祉バスや高齢者福祉タクシー、スクールバスや嬬恋村民バスがあります。

買い物スポット

ここでは嬬恋村の住民にとって必要不可欠な生活を支えるお店をご紹介します。

高原野菜の産地だけあり、新鮮な農産物が購入できる直売所も魅力的です。

スーパー

• 卸売センター サンエイ　
• Aコープオアシス店
• ヤナギヤつまこいマート店

コンビニ

• セブンイレブン（2店舗）
• ローソン（1店舗）
• ヤマザキＹショップ（1店舗）　

直売所

嬬恋村農産物直売所

まとめ

今回は、嬬恋村へ移住を検討している方に向けて、嬬恋村の生活情報についてご紹介しました。

嬬恋村での生活をイメージできましたでしょうか？

興味が湧いた方はぜひ一度、嬬恋村へ足を運んでみてくださいね。