別荘地として知られる嬬恋村。全国的にも有数の高級別荘地である軽井沢からも近く、大自然に囲まれた嬬恋村なら、比較的手軽な予算で理想の田舎暮らしを実現できます。

嬬恋村なら格安別荘に住めるワケ

コロナ渦をきっかけにリモートワークやワーケーションが普及し、地方への移住が注目されるようになりました。別荘地としての歴史が古い嬬恋村なら、中古物件や格安物件を探すことが可能です。

嬬恋村はどんな別荘地？

嬬恋村は大自然に囲まれ、夏は涼しくカラッとした気候が特徴です。冬は寒さが厳しいですが、雪が降るためウインタースポーツを楽しめます。温泉やレジャー施設も多く、キャベツをはじめ、高原野菜などの新鮮な食材も豊富な高原の別荘地です。

首都圏からのアクセスも比較的よく、気軽に行き来できることも魅力です。都会暮らしで疲れた心と身体をリフレッシュするために、二拠点生活を希望する人や、自然豊かな環境での生活を求めて移住する人が増えています。

嬬恋村は高度成長期の別荘開発ブームで開発がすすみ、多くの別荘が建設、分譲されてきた歴史があります。コンビニやスーパーマーケットなどもあり、道路も整備されているので、普段の生活にはそれほど不便はありません。

嬬恋村なら格安で別荘が手に入る！

嬬恋村は近隣の軽井沢に比べ、地価が比較的安いため、中古物件も手ごろな価格で手に入ります。平成16年に起きた浅間山噴火が一時的に観光産業に影響を与え、不動産価格がかなり下落してしまったという過去もあり、格安な物件も存在します。

近年の社会経済情勢の影響から、空き物件の数も増えています。物件の位置や状況にもよりますが、すぐに住める木造2階建ての中古別荘が200万円台から700万円台で手に入ります。

物件の状態によっては補修が必要となりますが、嬬恋村での1年以上の継続した住民登録など、一定の条件を満たせば、住宅改修等の費用の20％（上限20万円）の補助を受けられる「嬬恋村住宅改修等助成金」という制度の利用も可能です。

「嬬恋村空き家・空き地バンク」は、登録された村内の空き家や空き地を、嬬恋村への移住・定住・二拠点居住を考える方に紹介するサイトです。空き家・空き地の有効活用を通じて、嬬恋村への移住・定住を促進し、地域を活性化することを目的として情報を提供しています。

嬬恋村に移住するなら知っておきたいこと

嬬恋村に実際に移住するために役立つ情報をご紹介します。

嬬恋村での暮らしのスタイル

嬬恋村で暮らしは、昔ながらの居住地である村内で暮らすスタイルと、別荘地域で暮らすスタイルの2つに大きく分けられます。希望のライフスタイルにあわせて、居住地を選ぶことができます。

村内にはコミュニティがあり、区の行事や村民とのふれあいをとおして、地域ならではの温かい人付き合いを体験できます。

別荘地では、集落単位のコミュニティは形成されておらず、起業する方や経営者が多いのが特徴です。移住者同士の気楽な人付き合いを望む方には別荘地への移住がおすすめです。

嬬恋村の移住支援制度

嬬恋村は積極的に移住・定住の受入れを促進しており、移住希望者に対してのサポートが充実しています。

群馬県外から嬬恋村に移住を目的として住まいや仕事を探す方、または暮らしを体験するなどの活動のために滞在する方々に対して、補助金を支給する「移住希望者滞在費補助金制度」があります。

また、首都圏から嬬恋村への移住に係る一時的な経済負担を軽減し、嬬恋村内への移住を促進するために、一定の条件を満たせば、交付金を支給する「嬬恋村移住支援金事業」もおこなわれています。

「嬬恋村移住・集落支援室」では移住・定住・空き家に関する相談窓口として、移住希望者や移住後の困りごとの相談にも対応しています。専任のスタッフが相談者ひとりひとりの希望にあった情報を提供してくれます。

ほかにも、新たに購入する薪ストーブの費用を補助してくれる制度など、嬬恋村ならではの支援体制が整っています。

嬬恋村で起業したい人への支援

嬬恋村では、起業をしたい人に対しての支援もおこなわれています。嬬恋村に関する特産品の開発および改良等に対しては、事業費の一部を補助する、特産品開発支援事業の補助金を申請できます。

また、嬬恋村ならではの特性を活かし、農林水産物の「生産」「加工・製造」「販売・流通」の3つを掛け合わせて地域の農産物に新たな付加価値を生み出す「6次産業化」を推進しています。6次産業化による特産品開発等の費用の一部を補助する制度を設け、起業を支援しています。

自然あふれる嬬恋村で夢のスローライフを

都会と違うゆったりとした時間の流れのなかで、自分らしい移住の仕方を選択できる嬬恋村で、スローライフを実現させてみてはいかがでしょうか。