清掃業務に興味はあるけど、どのようにキャリアアップしていけるのか気になっている方もいるのではないでしょうか。

今回の記事では、清掃業務を活かして取得するとおすすめな資格や、管理の仕事へとキャリアアップしやすい点などについて詳しく解説していきます。

清掃業務のスキルアップに興味のある方や、キャリアアップについて詳しく知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

清掃業務を活かして取得できる資格

別荘清掃などの清掃業務をしながらキャリアアップしていくには、資格を取得することがおすすめです。

資格を取得していると、さまざまなポジションで働ける機会が得られたり、活躍の幅が広がります。

ここからは、清掃業務を活かして取得できる資格について4つご紹介していきます。

清掃業務に携わりながらスキルアップしていきたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

クリーニングインストラクター

「クリーニングインストラクター」は、日本インストラクター技術協会（JIA）が主催している清掃資格です。

マンションやアパートなどの退去後の室内クリーニングや、ハウスクリーニングに関する技術と知識があることを証明できます。

カビや水垢を落とす掃除スキルを学ぶことができ、清掃のスキルが向上します。

在宅受験での取得が可能で、初心者が挑戦しやすい資格です。

ハウスクリーニングアドバイザー®

「ハウスクリーニングアドバイザー®」は、日本生活環境支援協会（JLESA）が主催している清掃資格です。

清掃に関する幅広い知識を持った上で、プロの視点から掃除のアドバイスができるスペシャリストであることを証明できます。

エアコンやレンジフードといった清掃が比較的難しい場所でも、最適な道具や方法を使ってキレイにできる技術が身に付く資格です。

クリーニングインストラクターと同様に、初心者や仕事をしながら資格を取得したい方におすすめです。

クリンネスト

「クリンネスト」は、一般社団法人ハウスキーピング協会（HK）が主催している清掃資格です。

同団体によって開催されている資格講座を受講すると取得可能となっています。

クリンネストは1級と2級があって、2級は初心者向けとなっており、短時間でキレイにハウスキーピングするコツが学べます。

1級は、通信講座を受講後に最終試験に合格した者が取得可能です。

1級を所持していると、効率的に掃除ができる「お掃除スペシャリスト」として、名刺や看板などに記載して掃除のプロとして活動できます。

ハウスクリーニング技能士

「ハウスクリーニング技能士」は、公益社団法人全国ハウスクリーニング協会が主催している清掃の国家資格です。

アルバイトやパートを含んで1週24時間以上勤務をし、実務経験が3年以上ある者に受験資格があります。

試験には学科試験と実技試験があります。

学科試験は50点満点中60％を得点した者、実技試験は7つの課題で作業を行って、それぞれの作業で60％以上の得点をした者が合格です。

ハウスクリーニング技能士は国家資格のため信頼の証となり、清掃のさまざまな分野において活躍の幅が広がります。

管理の仕事へキャリアアップが可能

別荘清掃などの清掃業務は、管理の仕事へキャリアアップすることも可能です。

最初は、パートやアルバイトで清掃業務を始めて、スキルや経験を積んでいった段階で、会社によっては正社員として管理の仕事へ移行できる可能性もあります。

管理の仕事は、別荘地の管理や浄化槽管理点検、不動産取引、事務処理など、業務の幅が広がります。

宅地建物取引士や浄化槽管理士などの資格取得が必要となる場合があるので、意欲的に勉強できる方はチャンスに恵まれるかもしれません。

まとめ

別荘清掃などの清掃業務は、実務経験を積みながら資格も取得していきやすい職種です。

清掃に関する資格には、初心者向けのものから国家資格までさまざまなものがあるので、自分が取り組みやすいものから始めるのがおすすめです。

清掃関連の資格を取得すると自分のスキルも向上したり、管理の仕事へキャリアアップする可能性も出てきます。

別荘清掃などの清掃業務に携わり、知識と技術を向上させつつ、キャリアアップを目指してみてはいかがでしょうか。

「別荘清掃のキャリアアップ」については下記のサイトでも解説しているため、気になる方はこちらも参考にしてみてください。
＞【2024年版】別荘清掃から目指せる4つの職種。必要な資格とスキルアップ方法｜TSUMAGOING