群馬県北軽井沢にある嬬恋村に旅行へ行ってみたいけど、どんな観光スポットがあるのか気になっている方も多いのではないでしょうか。

せっかく行くなら、嬬恋村ならではの観光スポットや絶景スポットを訪れてみたいですよね。

今回の記事では、世界的に有名な「叫ぶ観光」スポットとなっている愛妻の丘について詳しくご紹介します。

嬬恋村を訪れてみたい方や旅行プランを計画中の方は、ぜひ参考にしてみてください。

愛妻の丘とは

愛妻の丘とは、浅間山とキャベツ畑、田代湖の絶景を一望できる観光スポットです。

丘の上には叫び台や鐘があり、男性たちが普段は言えない妻への愛を叫ぶ観光スポットとなっています。

愛妻の丘は、海外メディアにも取り上げられて報道されたこともあり、世界的にも有名な「愛妻家の聖地」です。

毎年9月には、「キャベツ畑の中心で妻に愛を叫ぶ」というイベントが愛妻の丘で開催されています。

通称で「キャベチュー」と呼ばれ、村民たちに愛されているイベントです。

観光で訪れた際に「キャベチュー」へ参加すれば、普段は照れ屋の旦那さんでも、自然と妻に「愛している」と言えるかもしれませんよ。

愛妻の丘の由縁

愛妻の丘が「愛妻家の聖地」となった由縁は、村民が農家の畑を借りて「キャベチュー」という小さな催しを始めたことがきっかけです。

最初は小さなイベントであったのにもかかわらず、男性たちが真剣に妻の愛について叫んでいる様子が次第に評判となっていきました。

「キャベチュー」の話題が広がっていったことで、群馬県が叫ぶための丘の整備をしました。

整備された丘を村民たちが「愛妻の丘」と名づけ、多くの観光客が訪れる名所となったのです。

愛妻の丘は、村民たちが始めた小さな催しが、次第に多くの人たちの心を突き動かして生まれた素敵な聖地です。

愛妻の丘の施設

ここからは、愛妻の丘の施設について詳しくご紹介します。

施設には、「愛妻家の聖地」として話題となる工夫が施されているので、ぜひチェックしてみてくださいね。

叫び台

愛妻の丘には、男性が妻に愛を叫ぶための叫び台が整備されています。

叫び台には愛の鐘が設置されており、旦那さんが妻への愛を叫ぶ前には、まず鐘を鳴らして目の前に広がる大自然に挨拶をするのが作法となっています。

愛妻の丘の叫び台は、海外メディアにも報道されているほど有名です。

旦那さんは、叫び台に立ったら思い切って盛大な声で、奥さんへの愛を叫んでみてください。

ハグ台

愛妻の丘には、叫び台の下にハグ台も設置されています。

ハグ台の大きさは、ちょうど大人が2人乗ることができるくらいのサイズです。

ハグ台には足を乗せるための足型もあり、夫婦が自然と向き合って立てるように、2つの足形が向かい合わせとなっています。

叫び台で妻への愛を叫んだ後は、ハグ台で夫婦で抱き合うのが恒例です。

夫婦の愛も再確認され、さらに絆が深まることでしょう。

聖地の標識

愛妻の丘には、珍しい標識が設置されています。

「農耕車両に注意」の文章の隣に「愛妻家に注意」と書かれた標識です。

毎年9月に開催される「キャベチュー」の日になると、全国の夫婦が愛妻の丘に集まってきます。

丘の周辺に愛妻家たちが現れるので、「愛妻家に注意」という標識ができたそうです。

嬬恋村のユーモアを感じられる標識です。

 愛妻の丘へのアクセス

愛妻の丘は、広大なキャベツ畑に囲まれた標高1,200mの場所にあります。

場所は嬬恋村田代にあり、車を使用すると碓井軽井沢ICから70分ほどで到着します。

丘には15台の駐車場が用意されています。

車ではなくて公共交通機関を利用する際は、電車でJR万座・鹿沢口駅まで来た後、タクシーを使用して30分ほどで到着します。

■愛妻の丘
［住所］〒377-1614 群馬県吾妻郡嬬恋村田代 字大横平2000の内

※冬の11月～3月は、パノラマラインが閉鎖しているため丘には行けません。

まとめ

愛妻の丘は、広大なキャベツ畑や浅間山の絶景が楽しめる標高1,200mにある観光スポットです。

雄大な浅間山に向かって、叫び台から男性たちが妻への愛を叫ぶイベントが評判となり、「叫ぶ観光」としても有名な地です。

海外メディアにも報道され、世界的に有名な「愛妻家の聖地」となりました。

また嬬恋村は避暑地としても人気の場所です。

都心と比較して気温が低いため、訪れる際は気温情報を確認することをおすすめします。

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